医科栄養学科では、人々の健康を栄養面からサポートするための医学や栄養学の専門的な知識を学び、栄養指導やNST(Nutrition Support Team) など臨床の場面において必要不可欠なコミュニケーション能力を養います。学部3年の後半からは研究室で基礎研究や臨床研究を行い、未来の医療や新しい栄養学の発展に貢献することができます。また、勉学以外にも学科全体で参加する阿波踊りや球技大会を通じて、学年、分野を問わず交流を深めています。医科栄養学科で「栄養」を学び、医学の知識を兼ね備えた管理栄養士、栄養学研究者として人々の健康を考えてみませんか。
Drug Delivery System(DDS)は、「必要な薬物を必要な時間、適切な場所」に届けるための技術の総称で、現在の医薬品開発に欠かせない創薬技術の1つです。DDSの目的は、薬の作用を最大限高めるだけでなく、患者さんの「生活の質(Quality of life; QOL)」を考慮して、副作用の低減や自己服用など患者さんにやさしい薬物治療を提供することです。私は、薬学部3年次の講義ではじめてDDSを知って以来、迷うことなくDDS研究の道へ進み、有効な治療薬?治療法のないパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった脳の病気に対するDDS製剤の開発を進めています。本学には、薬学部を中心にDDS研究に強い先生が結集しており、1年次から「コアDDS講義」や「研究体験演習」などを通じて、最先端のDDS研究を学ぶことができます。本学で、次代の創薬?薬物治療を担うDDS研究者を目指してみませんか。